循環器内科

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診療のご案内

循環器内科

病状を数値化してお伝えし、
治療の結果を理解しやすくしています。
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循環器の病気には心筋梗塞、脳卒中など患者様の命に関わるものが多くあります。
だからこそ、患者様にご自身の病気についてわかりやすく説明して、治療の必要性を理解していただきたいと考えています。

当院は「根拠のある診断と治療」を信条に診療に取り組んでいます。そのため、治療の結果を患者様にわかりやすく示すため、検査機器を充実させました。中には病状を数値化できる機器もあり、数値の変化で治療の結果を実感できる場合もあります。
これにより患者様が治療へのモチベーションを高められればと思っています。

当院は複数の医療機関と強い連携をもっています。緊急を要する循環器系の病気においては、すばやい処置が必要になるでしょう。こういった場合でも当院であれば患者様の容体に合わせて病院をご紹介することができます。

◆ 主な症状

下記のような症状がある場合には、
一度診察を受けてみましょう。

下記のような症状がある場合には、一度診察を受けてみましょう。

  • ・頭痛、頭重感
  • ・後頚部痛
  • ・めまい(フーとする、フワフワする、クルクル目がまう)
  • ・脈が飛ぶ、脈が遅い、脈が速いなどの脈の乱れ
  • ・血圧が高い、血圧が低いなどの血圧異常
  • ・胸痛、胸苦しい、胸部圧迫感などの胸の痛み
  • ・背部痛
  • ・息切れ、動機、息苦しい、無呼吸
◆ 主な疾患
  1. 高血圧症
  2. 狭心症・心筋梗塞
  3. 不整脈

高血圧症

高血圧(血圧の値が140以上、90以上)
放置すると・・・
動脈硬化が進み、血管が詰まる
病気発症!!
脳出血脳梗塞
心臓
狭心症心筋梗塞心不全

心臓から血管内に送り出された血液が、血管の壁におよぼす圧力を血圧といいます。この血圧の値が140以上、90以上を高血圧といいます。血圧が高いと様々な臓器で病気が発症することが多々あります。
心臓では狭心症や心筋梗塞、心不全などを引き起こします。
また脳では脳出血、脳梗塞などが代表的ですが、その他にも様々な病気の原因となります。

高血圧症
高血圧は動脈硬化を引きおこし、心筋梗塞や
脳卒中につながる可能性もあります。

現状、多くの患者様がご自身の血圧を正しく認識しておりません。そこで、当院は患者様がご自身の血圧を認識していただき、必要があれば血圧をコントロールしていこうと考えています。
血圧は1日の中で高くなったり、低くなったりと変化していますが、朝の時間帯が高くなりやすいです。そのため、日中に病院で計るよりも、朝ご自宅で計った方が高いことがあります。

そこで、患者様には、血圧を管理していくためのノートをお渡し、出来るだけご自宅で血圧をはかっていただき、その結果を診療に役立てるようにしています。もし処置が必要になれば、当院では患者様に「お薬を飲んでいただく時間帯について」も説明しています。これはお薬によって効き目が現れる時間帯が変わってくるからです。そのため、薬の作用が患者様の血圧が高まる時間帯に現れるよう調整します。このように、当院ではただ薬を処方するのではなく、飲んでいただく時間などもアドバイスすることで、患者様が血圧をコントロールできるようにしています。

狭心症・心筋梗塞

狭心症・心筋梗塞 イメージ 心臓の表面には冠動脈とよばれる血管が走っており、この冠動脈の動脈硬化がすすみ、
心臓の血管が狭くなっている状態を狭心症とよびます。また、この血管がつまってしまった状態が心筋梗塞とよばれています。心筋梗塞は命に関わる病気のため、血管が詰まる前に発見して治療することが大切です。我慢せずに受診して検査を受けるようにしてください。
狭心症・心筋梗塞
胸が痛い、しめつけるなど症状がある場合は、
一度医師の診断を受けてみましょう。

狭心症は運動などによって心臓に負荷がかかると自覚症状が現れるため、検査時では軽い運動をした上で心電図検査を行うようにしています。このように負荷がかかった心臓の様子をみることで狭心症だと診断できるようになります。
また、胸の激しい痛みが30分以上続くときは「心筋梗塞」の疑いがあります。梗塞とは「血管が詰まる」という意味で、心臓で梗塞が起こると壊死(えし)を起こしてしまいます。

当院では狭心症、心筋梗塞と診断された患者様に「カテーテル手術」をおすすめしています。カテーテル手術とは患者様の血管に細い管を通して、広げることで血流をよくする手術です。カテーテル手術は身体に小さな穴を開けるだけで済むので、切開が必要になるような手術よりも患者様への負担が少ないです。狭心症、心筋梗塞と診断した場合、当院ではカテーテル手術が受けていただける病院をご紹介しています。

不整脈

心臓は1日に約10万回も拍動しています。この拍動のリズムが乱れた状態が不整脈です。不整脈は「脈が乱れる」、「脈がとぶ」といった症状を伴います。下記のような症状の場合は、一度医師の診断を受けてみましょう。脈が乱れる等の症状を放っておくと脳梗塞を引きおこすこともあるので注意が必要です。

不整脈の症状
  • ・脈が乱れる
  • ・脈が早くなったり遅くなったりする
  • ・脈がとぶ
  • ・胸が重たい、息がつまる
不整脈
不整脈の一つに「心房細動」という病気があります。

心房細動とは心臓が細かくふるえることで、血液の流れが滞ることをいいます。その結果、心臓内でよどんだ血液がかたまり(血栓)になり、その血液が脳に送られたときに血管中で詰まって脳梗塞が生じるのです。当院では心電図を使って不整脈の診断を行います。もし不整脈だと診断されれば、当院では血液を固まりにくくするお薬を処方したり、血栓を除くためのカテーテル手術ができる病院を紹介したりして対応しています。

◆ その他の疾患
心臓病

狭心症、心筋梗塞、心筋症、(拡張型心筋症・肥大型心筋症)、心肥大、心不全、先天性心疾患(心房中隔欠損症・心室中隔欠損症・動脈管開存症)

弁膜症

弁膜症(僧帽弁狭窄症・僧帽弁閉鎖不全症・大動脈弁狭窄症・大動脈弁閉鎖不全症・肺動脈弁狭窄症・肺動脈弁閉鎖不全症)

不整脈

不整脈(上室性期外収縮・心室性期外収縮・心房細動・心房粗動)、頻脈、徐脈

その他の治療

低血圧症、動脈硬化、血栓症、気管支喘息、肺気腫、睡眠時無呼吸症候群

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